今回は前回に引き続き、簡単フィニッシュで仕上げていきます
今回はスミ入れを進めます
簡単フィニッシュとは
実際に簡単フィニッシュで組み立てる(ゲート処理・組み立て編、スミ入れ編、つや消し編)
この2つを紹介、製作していきますので
ぜひ最後まで読んでいってください
また色んな書籍を参考に制作しておりますので、
書籍の紹介記事も併せてどうぞ
HGシリーズを
簡単フィニッシュ仕上げ
簡単フィニッシュとは
そのまま組み上げたガンプラに2つの工程を追加します
1つ目がスミ入れ
2つ目がコート剤を吹きかける
これだけです
これだけなのですが、
この2工程でガラッと変わります!
組み立てのやり方や工具の使い方も含めて、
1つのキットを仕上げていきたいと思います
キットの紹介
今回作るのはこちらのキット
完全に私が組みたいキットを選びました
スミ入れ
スミ入れとは
パーツにあるモールド(溝)や段差に
影となる線を描いて強調することで
立体感をより増すことができる
まずは実際にスミ入れの前後を比較してみましょう
溝の部分がスミ入れしていない状態だとわかりにくかったのですが、
スミ入れをしたことではっきりとわかるようになり、
見た目の情報量が増えています
使用するもの
今回は簡単に行うためにペンタイプを
準備しました
スミ入れに使用するのはペンタイプの3種類
それぞれの特徴はこちら
タイプ | 使用するペン | 使い方 | メリット | デメリット |
書き込み | ガンダムマーカー スミ入れ/極細タイプ | モールドなどに 沿ってなぞる | はっきりした ラインを書きやすい | ペン先が届かないところには スミ入れができない |
流し込み | ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン | モールド上の1点に ペン先を当て、 塗料を流し込む | 細いモールドや 奥まったところも スミ入れができる | モールドではなく、 合わせ目に塗料が 流れることがある |
拭き取り | ガンダムマーカー スミ入れ筆ペン 水性拭き取りタイプ | 全面を塗った後に 拭き取る | 細かい彫刻部分にも スミ入れができる | 拭き取り方次第で仕上がりが 変わるので、綺麗に仕上げるのが 難しい |
これらを使い分けてスミ入れしていきます
またスミ入れペンには色のバリエーションがあり
流し込みと極細には
ブラック、グレー、ブラウンの3色
筆ペンには
ブラック、グレーの2色があります
パーツの色によって色の使い分けをしてみるのがよいかと
使っていく流し込みペンは5色と消しペンのセットが販売されています
極細ペンは単品で買うことができます
スミ入れをしてみよう
最初はどれを使えばいいのか
よくわからなかった私
とりあえず使いながら学んでいきました
ペンの選び方としては
基本的には流し込みでできる箇所が多いので
これを主に使っています
モールドにペン先を当てると、インクが流れ込みます
ペン先を当てた部分がパーツに残り、
はみ出し部分を拭き取る作業が必要になります
消しゴムで消すことができますし、専用の消しペンがあるので
こちらを使用することでも消すことが可能
爪楊枝でも擦ると消せますが、
力の入れすぎには注意してください
また、スミ入れの線の太さも調節できるので、
爪楊枝は割と重宝します
また、溝が浅い部分は流し込みでは流れにくいので、極細ペンを使用します
パーツのモールドにペン先を入れて、なぞるように動かします
はみ出てしまっても消しゴムで消すことが可能です
太さもまばらなので、綿棒や爪楊枝で線を整えます
ここまでの状態がこんな感じ
スミ入れ後の組み立て
ではこれらの全てにスミ入れして見比べてましょう
まずは全身の比較
次に頭部から胸部にかけて
以下はスミ入れ後の各部です
まとめ
スミ入れをすることで見た目の情報量が増え、
機械らしさが増しましたね
このようにペンをパーツの溝に当てたり、
溝をなぞったりするだけでこの変化です
失敗しても消しゴムやペンで消せるのは、
初心者でも簡単で挑戦しやすいです
組み立てるだけの段階から一歩踏み出して
スミ入れをやってみてはいかがでしょうか
次回はつや消しスプレーで
完成を目指しますのでお楽しみに
では/