ガンプラ制作の世界に足を踏み入れると、
キットと一緒に必要になるのは工具です
その中でも、ニッパーはガンプラ制作の基本であり、
パーツをきれいに切り離すために欠かせない道具です
しかし、多くの初心者がニッパーの選び方や使い方について
「種類が多くてどれがいいかわからない」
「安いのって大丈夫なの?」
「二度切りって何?!」
などわからないことだらけ
この記事では、ニッパーに焦点を当て、
重要性と使い方について詳しく説明します。
ニッパー
ニッパーって?
ニッパーは、ガンプラ制作やプラモデル制作において、
パーツをランナー(成形フレーム)から切り離すための工具
パーツを切る際に、滑らかな切り口を得るために設計
「両刃」と「片刃」の2種類がある
ニッパーの重要性
なぜニッパーがプラモ制作において重要なのか?
- きれいな切り口: ニッパーは、パーツを正確に切り離し、ゲートなどの余分なプラスチックを最小限に抑えるために設計されています。これにより、パーツ同士のジョイントが正確に合い、きれいな仕上がりが可能となります。
- 作業の効率化: ニッパーを使用することで、パーツを効率的に切り離し、組み立て作業をスムーズに進めることができます。手作業でパーツを切るよりも迅速かつ正確です。
- パーツの保護: 適切に使えば、ニッパーを使用することでパーツを傷つける心配がありません。他の工具を使うよりもパーツを保護しやすいため、完成品の品質を維持できます。
ニッパーの種類
ニッパーには、
左右両方とも刃になっている、「両刃」
メリット…片刃に比べて耐久性が高いこと、安価なものから高価なものまで選択肢が幅広いこと
刃が片方だけの「片刃」がある
片刃は一方が刃ではなく、まな板となって支えの役割をします
メリット…とにかく切れ味がよいこと、薄刃化・シャープ化されていること
ニッパーの選び方
ニッパーを選ぶ際のポイントは、
値段:安価なものだと「エントリーニッパー」のような1000円以下で購入できるものから、片刃ニッパーの「アルティメットニッパー」のように5000円以上するものまで
切れ味:片刃ニッパーが切れ味に特化しています
グリップのフィット感: グリップは手にしっくりと収まるものを選ぶと、作業がしやすく、手も疲れにくい。ウェーブから発売されているファインニッパーは指を入れる部分があり、持ちやすくなっている
バランス:切れ味、値段、耐久性などバランスの取れたニッパーもあります(二児パパの独断)。タミヤの先細薄羽ニッパーは両刃で、耐久性はもちろんのこと、切れ味もよく、値段もそこそこ。
3種類のニッパーを比較した記事もあるので、
こちらも読んでみてください
ニッパーを使った二度切り
ニッパーを使う際には、以下のステップで二度切りするとパーツが綺麗にカットできます
- ランナーから切り離すパーツを選ぶ
- パーツとフレームを繋ぐゲートを少し残すよう、切る位置をしっかりと確認
- ニッパーでパーツを切り離す
- カットした後、ゲートが残っているので、今度はニッパーの刃をパーツに沿わせて切る
まとめ
ニッパーは、プラモ制作の一番基本的な工具であり、
パーツを正確に切り離すために欠かせません。
適切なニッパーを選び、正しい使い方を習得することで、
プラモ制作の楽しさと出来上がりを向上させることができます。
皆さんのニッパー選びの参考になれば嬉しいです。
それではまた次のぱち組でお会いしましょう
では/