プラモデルを作るときに、ニッパーで切った部分が白くなることありますよね?
塗装すれば隠すことはできますが、普段塗装しない人からしたら死活問題!
そんな時に使うのが「やすり」と「つや消しスプレー」
やすりだけの使用で白化した跡も、これだけ目立ちにくくなります
そして、やすりの傷はつや消しスプレーである程度消せます
この記事ではやすりがけによる表面の違いと、
艶消しスプレーを使ってどこまで傷が消えるかを紹介します
- やすりの番手による表面の傷の違い
- つや消しスプレーでどこまで傷が目立ちにくくなるか
ゲート処理についてまとめた記事はこちらから
使用するもの
やすり
今回使用するやすりは
神ヤスの#400、600、800、1000
これより荒いもの、細かいものもありますが、
実際にゲートや表面処理で使用しているこれらで検証します
つや消しスプレー
つや消しスプレーはパーツ表面を凸凹にして光を乱反射させることで、
つやを抑えることができます
さらに塗料でわずかに傷が埋められることで、
表面の傷が目立ちにくくなります
今回は手軽にできる缶のつや消しスプレーを吹き付けます
臭いの少ない水性もあるので、お好みで選択してください
やすりごとの表面傷の違い
やすりがけ
やすりがけ+つや消しスプレー
#400につや消し
やすりがけ
やすりがけ+つや消しスプレー
今回使用した中で一番荒い番手の#400
2度切り後の最初に使用して、切削力を生かして表面を均すのに使用しています
やすりがけすると表面の傷も白く、とても目立ちます
つや消しで多少傷は減ったように見えますが、まだまだ荒い表面です
#600につや消し
やすりがけ
やすりがけ+つや消しスプレー
#400よりは白さは無くなりましたが、
やすりがけだけでは、表面の傷はまだ見えます
つや消しを吹くことで、傷はだいぶ目立ちにくくなりました
#800につや消し
やすりがけ
やすりがけ+つや消しスプレー
徐々に表面の傷が均されてきました
やすりがけでも傷の荒さが目立ちにくくなりました
つや消しを吹くと、傷が目立たず表面が均一になりました
#1000につや消し
やすりがけ
やすりがけ+つや消しスプレー
今回使用した中で一番細かい#1000でのやすりがけ
表面の傷がやすりだけで、目立ちにくくなりました
つや消しは#800と同様に表面が綺麗になりました
まとめ
「やすりがけ」と「つや消しスプレー」を使った表面処理について紹介しました
個人的にまとめると
皆さんのプラモ製作の参考にしてもらえればと思います
では/