ガンプラの本を色々探すとこんなタイトルがあった
「いちばんやさしいガンプラ「超」入門」
タイトルからして初心者向けの本であることが一発でわかりますね
私も初心者に毛が生えたくらいなので試しに読んでみました
内容としては本当に、本当に初心者向けです!
そんな本を今回は紹介したいと思います
これを読めば
- 自分にも作れるかな?という不安、疑問がなくなる
- 工具や説明書の読み方が書かれているので、どうやって作るかも詳しく書いてある
- 「まずはここまで作ってみましょう」というステップで書かれているので、どこまで作るか決めやすい
- 初心者でもできるかっこよく仕上げる方法が書かれているので、他の初心者と差をつけることができる
今回はこの本を読むか迷っている方の一助になればと
- まだガンプラを組み立てたことがない人
- 説明書通りに組み立てることができる人
いちばんやさしいガンプラ「超」入門書
本の紹介
2017年8月15日初版発行
株式会社大泉書店発行
ページ数:144ページ
コンセプト
タイトルにあるように、ターゲットはガンプラ初心者!
組み立てから墨入れ、艶消し、マーカーによる部分塗装までが4ステップあり、
自分にできるだろう目標を決めてから作り上げるための本
かかる時間の目安もあるので、自分の時間とも相談しやすい
この本では1体のガンプラを使って、組み立てから墨入れ、艶消しまでを行うので、
墨入れ、艶消しをやる前とやった後が比較できるので、
これで目標も立てやすくなります
内容
初めに工具の紹介
まずはここから
組み立てるのに必要、あると便利な工具や道具の12個紹介されています
ここで初心者のために、これらの工具や道具がどこで買えるかまで書かれています
ニッパーなら模型店、替え刃ナイフなら文房具店、カッターマットなら100円ショップ
さすが入門書、ここからして他との違いが見えます
他に、ハサミ、ピンセット、クリップ、ウェットティッシュ、ティッシュ、爪楊枝、綿棒、塗料皿、パーツオープナーがあげられています
ステップ1 組み立てる
入門書です、ここも初めて作る人の目線に合わせた内容です
組み立てる前に、
- 箱の中身を見る
- 説明書を読む
- ランナーなどの名称やパーツが揃っているかの確認
ここだけで数ページ使っています
そこからパーツを切り離す時にはニッパーの向き二度切り、
NGやワンポイントが一緒に記載された組み立ての工程、
最後にシールを貼って一旦おしまい
実際にキットを使って組み立てた記事があるのでそちらも参考にしてみたください
ステップ2 墨入れ
墨入れの工程では、いくつかある墨入れペンの紹介をしています
- 極細ペン
- 流し込みペン
- 筆ペン
- シャープペンシル
それぞれに得意不得意があり、特徴や墨入れの方法が掲載されています
これらのペンの特徴が理解できれば、
- この部分はどのタイプのペンを使えばいいか
- このパーツの色には、どの色で墨入れするか
これが判断できるようになります
これを元に墨入れした記事がこちら
ステップ3 ツヤ消し
艶消しや塗装の際にあると便利な塗装用の持ち手と乾燥台
ここでは簡単に家にあるものでもできる、
割り箸にクリップをガムテで固定という、力技の紹介から始まり
乾燥台は横に網目がある整理ケースを横にして、
網目部分に割り箸クリップを挿していくという
お手軽?お手頃価格?での方法を紹介
続いて塗装方法、艶消しスプレーでの塗装方法が掲載
また、スプレー塗装での失敗と対処法も書いてあります
例えば、墨入れ塗料が滲んでしまったとか、埃や傷がついた時とか
想定外のことが起きるとパニクるのが初心者ですが、
あらかじめ本でどんなことが起こる可能性があるのか、
どのように対処すればいいのか、
つや消しをした記事がこちら
ステップ4 こだわり仕上げ
ステップ3までで、一つレベルアップした仕上がりのガンプラができたと思います
ですが、ここのステップでは
- ゲート処理をより綺麗にする
- ガンダムマーカーによる部分的な塗装
ゲート処理ではデザインナイフを使って白化を抑えたり、
同色のマーカーで塗るといった簡単な方法を紹介しています
また、ガンダムマーカーによる部分塗装では、
いかに発色良く塗るか、そのための下地塗装から載っています
さらにガンダムマーカーは「消しペン」というペンで
はみ出しや間違いを簡単に修正できるのも
初心者にとって安心の一つになりますね
作例と共にさらに綺麗に作るための手技
- 透明パーツの扱いとアンテナのシャープ化
- 紙やすりを使ったゲート処理
- メッキキットの作り方
- 細部の筆塗り
- ウェザリング塗装
- 水転写デカールの貼り方
ここでは更なる仕上げのために、上記のようなテーマでそれぞれ作例を作っています
中にはすぐにやるには難易度の高いものもあったり、
すぐにできるものもあったりするので、
この本を読んで、少しずつできることを増やせます
まとめ
以上のように、内容は本当に初心者のために、
わかりやすく、簡単に作れる
ここにポイントを絞られた、まさに入門書と言える本でした
まだ作り始めて間もない人、
作ってくうちに、もっとかっこ良く仕上げたくなっちゃった人
まずはこの本のステップ通りに進んでみてはどうでしょうか
基本にも立ち返ることができるそんな1冊となっております
ぜひ一度読んで頂ければと思います
では/