ガンプラってそのまま組み立てるだけでもかっこいいし、
組み立てることが楽しいんですよね
けどふと思うことないですか?
組み立てはもうできる。
これからはさらにカッコよく作りたい!
けど仕事や家事、育児で時間が足りない、両立はできないのかな?
こんな方多いと思います、私もその1人です
けどプラモデルや趣味の時間って必要じゃないですか?
ふと見つけた本を今回は紹介します
「脱初心者を目指したい」
「短時間で作り込みしたい」
またこの本はマスターグレード編とハイグレード編の2冊がございますが、
今回はまずマスターグレード編の本を紹介したいと思います
週末でつくるガンプラ凄技テクニックガンプラ簡単フィニッシュのススメ
本の紹介
2019年9月30日初版発行
ホビージャパンMOOK 957
週末でつくるガンプラ凄技テクニック ガンプラ簡単フィニッシュのススメ
株式会社ホビージャパン発行
ページ数:96ページ
コンセプト
表面処理やエアブラシ、手の込んだ工作などはせずに
週末の空き時間でガンプラをさらにカッコよくする
そんなコンセプトで15の作例も掲載されています
組み立て後の塗装仕上げや、
手間を省く塗装をしてから組み立てる
といった、塗装やウェザリングに重きが置かれています
他にも部分塗装や、ミキシングといった2体の機体からパーツを組み合わせて1体のオリジナルガンダムを作るといったこともしています
塗装もランナー塗装や筆塗りなどで、エアブラシを使用せずに
「ここまで塗装できるんだ!」って思えます
内容
今回は独断と偏見で3作例をピックアップして紹介します
- 水垢ウェザリング
- メッキウェザリング
- 筆塗りガンダム
1.水垢ウェザリング
個人的な意見から入って申し訳ないが、ウェザリングって抵抗がありました
「ガンプラは綺麗にカッコよく作りたい!」
けどこの作例はこんな気持ちを180度変えてしまった作例でした
何より水に関する汚れがリアル
作例写真の解説にちゃんと「こんな汚れが潜水艦にあるんだよ」
って伝えながらやっているからすごい納得
![](https://rainbow-father.com/wp-content/uploads/2021/06/ship-wreck-4097428_640-edited.jpg)
- 海水が乾燥して含まれている塩分が表面に付着している様子
- サビが水で流れ落ちる様
- 水中から上がって足に付着してしまった泥
ウェザリングの手技も「塗ってぼかす」
時間をかけて真似してもいいくらいリアルな作例です!
水中戦をメインとする、ズゴックやアッガイに施したい仕上げです
メッキウェザリング
ここで作るキットはユニコーンガンダム3号機、フェネクスのメッキ加工バージョンです
「メッキにウェザリング?」
えぇ、私もメッキにウェザリングしたらメッキの意味なくない?
そう思いました
けどこちらもカッコよく仕上げられています
メッキ加工ってあのキラキラしているのがいいのですが、
取扱方に注意が必要で、
- 素手で触ると指紋やゴミがつく
- ゲート跡が目立つ
この作例では艶消し処理とウェザリングを一緒に行うことで、
上記の2点を解決します!
メッキのキラキラ感は無くなってしまいますが、ウェザリングによって
‘以前は輝く金色の機体だったんだな’
‘経年劣化で金色が変化したんだな’
想像することも楽しめるそんなウェザリング塗装になっています!
メッキのゲート処理とか初心者には中々手の施しようがない問題ですが、
あえて塗装することでそこをクリアして、
読者の方に、「メッキ加工」や「エクストラフィニッシュ」されているキットへの
挑戦を後押ししてくれる作例になっています
筆塗りガンダム
とあるプロモデラーの「パステルカラー」「スジ彫り」
ここに注目して仕上げられた作例です
パステルカラー調の塗装は、色の調色からやりますが、あとは筆で塗る
そう、使うのは筆です
しかもこの作例で塗るのはガンダムの赤、青、黄色部分だけなので、
塗装するパーツ数も少なく済みます
白いパーツはスジ彫りしてラインを塗るだけの成型色生かし
今出てきたスジ彫りは、これを聞くと
「ガイドテープ貼って、タガネ使って、ゆっくり彫って…」
けどここに掲載されているのはもっと簡単
下書きして、デザインナイフで切り込みを入れて、マーカーで傷に書き込み、
完成!
確かに簡単にできそうって思う
もし間違えても修復方法も書いてあります
このスジ彫りのやり方は真似してみよう、やってみよう、
そう思えるくらいやり方は簡単
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3HMVX4+27S3UA+10UY+C164X)
まとめ
仕上げのステップアップの本として今回の本を紹介しました
初心者には難しかったり、まだ工具や道具を持っていないものもあったり、
できないことが多いかもしれません
しかし、
- 手技が簡単な方が導入のハードルがグッと下がる
- 作例が多いということは、自分がやってみたいと思える作例が見つかる
- 自分の実力に合わせて挑戦してみようと思える作例が見つかる
これらの理由があるから
組み立てまではできる人の、次の塗装、仕上げのステップアップに最適な1冊となっています。
紹介したのは3つのMGシリーズの作例でしたが、他にも12の作例があるので
この中からやってみたい塗装、仕上げ方法が見つけてみてください
ぜひ読んでいただければと思います
では/