前回に引き続き、簡単フィニッシュで仕上げていきます
今回はつや消しのパートです
出来上がりはこんな感じ
- 簡単フィニッシュとは
- 実際に簡単フィニッシュで組み立てる(ゲート処理・組み立て編、スミ入れ編、つや消し編)
この2つを紹介、製作していきますので
ぜひ最後まで読んでいってください
HGを簡単フィニッシュ仕上げ
簡単フィニッシュとは「スミ入れ」「トップコート」の2工程を加えること
簡単フィニッシュはそのまま組み上げたガンプラに
- スミ入れ
- トップコートを吹く
これだけでガラッと変わります!
組み立てのやり方や工具の使い方も含めて、
1つのキットを仕上げていきたいと思います
トップコートに関しては別の記事もありますので、合わせてこちらもどうぞ
つや消し
準備するもの
ここで使用するのは
水性のつや消しスプレー
他にも水性の半光沢、光沢があり、
ラッカー系のつや消し、半光沢、光沢もありますが、
ラッカー系のコート剤を吹くと
先に塗った塗料を侵食します
缶スプレーの方がエアブラシよりも手軽に塗装できます
コート剤を使用することで
- 表面のツヤをコントロールする
- ウェザリングの下地になる
- 塗装やウェザリング、シールを保護する
といった目的があります
スプレーする上で他に必要なものは
あとはパーツを挟み持つクリップ付きの棒と、
これを挿して乾燥させる台です
手近なものでも代用できますが、
下に市販のもののリンクを貼っておきますので、
こちらもあわせてチェックしてみてください
つや消しスプレーの吹き方
塗装する際は十分な換気ができる環境を整えて、
汚れないようしっかりと準備をしてから行いましょう
それでは塗装準備として、まずは適当に分解していきます
私は各部位ごとくらいに分けて、持ち手棒につけます
次に大事なのが缶スプレーをよーく、よーーく、よーーーく振ることです!
中のコート剤を十分に攪拌する必要があります
それからスプレーの吹き始めと吹き終わりはガスの出が一定ではないので、
何も無いところで吹き始め、そのまま吹きながらパーツを通過して、
何も無いところで吹き終わります
ゆっくり動かしてしまうとコート剤が多くかかってしまうため、素早く動かす必要があります
また、スプレーとの間隔は15〜20cmくらい、
さっと吹きかけたらパーツの向きを変えて吹く、
向きを変えて吹く、これを繰り返していきます
乾燥した後に、関節箇所に吹けていない箇所があるので、
関節を曲げた状態、伸ばした状態それぞれでコート剤を吹いていきましょう
これにて簡単フィニッシュ終了!
完成
全体を見ていきましょう
まずはつや消し前の上半身
肩のアーマーや白い箇所は所々
光を反射しています
つや消し処理後
プラスチックの光沢がなくなり、
ツヤが消えた状態
落ち着いた色合いになり、
墨入れもしているので素組の状態と
かなり違った雰囲気が出ています
まとめ
ガンプラをカッコよく仕上げるための簡単フィニッシュを
- ゲート処理
- スミ入れ
- つや消し
3段階でご紹介しました
そのまま組み立てていた人にとって
最初は細かく慣れない作業が続きます
しかし、全て塗装したり、
合わせ目やヒケを消したりといった工程に比べると
初心者でも簡単で挑戦しやすいです
墨入れペンのセットとつや消しスプレーを
合わせて買っても2000円ちょっと
HGキットによっては合わせて買っても5000円もしません
ペンとスプレーが余れば次のキットにも使えます
組み立てるだけの段階から一歩踏み出して、
簡単フィニッシュをやってみてください
では/