今回はガンプラには欠かせないデカールについてです
ガンプラの情報量を簡単に増やせるのが
水転写デカール
実際に貼ってみるとこんな感じ
けれど、こんなふうに思っている方もいるのでは?
「水転写デカールって難しそう」
「そもそも、どうやって貼るの?」
確かに普通のシールのように、台紙から剥がして貼る、
このように簡単ではありません
しかし、水転写デカールは貼り方さえ理解し、慣れてしまえば、
付属のシールより綺麗な仕上がりになります
今回は水転写デカールの貼り方を見てみましょう
シール(デカール)の種類
シール、デカールにはいくつかの種類があります
- ホイールシール
- マーキングシール
- ドライデカール
- 水転写デカール
実際にRG付属のマーキングシールと、
別売りの水転写デカールを貼ってみると、
水転写デカールは、
水に浸してのりを適度に溶かしてから台紙を剥がし、
パーツに貼り付けるシールです
水転写デカールのメリット・デメリットは
メリット
- 種類が豊富
- 余白が少ない
- 凹凸が小さい
- 曲面にも馴染ませやすい
デメリット
- 通常のシールと違って手間がかかる
- 薄いため、扱い方によっては破れやすい
- 大きいデカールはシワになったり、歪んだりしやすい
メリットデメリットを理解した上で、
シールやデカールを適材適所で使っていきましょう
次から実際に貼ってみましょう
用意するもの
- マークセッター
- マークソフター(曲面の貼り付けに)
- 水と水を入れる容器
- 綿棒
- ピンセット
- デザインナイフ
貼り方
①使用するデカールを切り出す
②水に浸す
私は少量の水でやっているのですが、
浸す時はピンセットで摘んだまま、
10秒くらい浸けておきます
水から出して1〜2分置いておくと
のりが溶けて台紙から剥がれます
ちなみにデカール番号も水に浸すと、のりが剥がれて浮いてきます
貼りたいデカールに重なったり、くっついたりするので、
番号は一緒に切り取らないほうがいいでしょう
③デカールをパーツに貼る
貼る前に使っておきたいのが
マークセッター
- デカールを柔らかくして密着させやすい成分
- より貼りつきやすくするのりの成分
2種類入っているので、
デカールを貼るなら使わない手はない
※マークソフターは名前通り、デカールを柔らかくする成分のみなので、曲面への貼り付けに使用するとより密着させることができます
濡れている間はデカールを動かすことができるので、
貼りたい位置に調整しましょう
もし動きすぎてしまうのであれば、水分やマークセッターが多いので、
これらの水分を綿棒で少し取ってあげましょう
④綿棒でデカールを密着させる
デカールの中心から空気を抜くように、外側へ向かって貼り付けます
強く押しつけたり、擦れたりすると、
デカールが破けたり、位置がずれたり、シワになったりするので、
優しく、軽く上に乗せて綿棒をコロコロ転がしながら、
密着させましょう
乾いた綿棒でやると、
デカールが綿棒側にくっつきますので、
少し湿らせた程度の綿棒でやると、
綿棒にくっつかずに貼ることができます
これで出来上がりです
完成
では貼ったものを見ていきます
トップコートや墨入れはまだこれからなので、
製作途中のものですが、ご了承ください
まとめ
水転写デカールいかがでしたでしょうか
付属のシールは簡単に貼れるので、そちらでも十分に情報量を増やすことが可能です
ですが、水転写デカールはたくさんの種類やマークが売られているので、
自分の貼りたいシールが見つかりやすいです
また仕上がりも付属のものより、自然に、そして綺麗にできます
さらに上から艶消しなどのトップコートを吹けば、
デカールも剥がれにくくなります
艶消しトップコートの吹き方は以下の記事からどうぞ
水転写デカールが難しそうという思っている方の意識が変わって、
実際に水転写デカールに取り組んでくれる方が増えたらと思います
では/